鉄研夏季九州長期旅行記 第一話番外編 下関にたどり着くまで
2011年10月07日

相生で三原行きに乗り換え、さらに西へ。なぜか岡山まで座れなかった。鈍行なのに。なんでなんで?
そろそろ疲れてきた、新幹線に乗りたいよ~、と思いはじめると岡山に到着。お昼ごはんを食べて復活。座席に座れて、そのままさらに進んでいきます。

尾道付近では久しぶりに海が見えてきました。福山や尾道のあたりは一度行ってみたいな~、と列車を降りたくなるがここはこらえて、三原の手前の駅糸崎で岩国行きへ乗り換えます。
三原を越えると再び山へ入っていきます。急勾配で有名な瀬野~八本松間の通称「セノハチ」では、現在でも上りの貨物列車でも使われている機関車の補機が実際に走っているのとすれ違って、もうほんとびっくり。まさか実際に見れるとは思わなかったですね。残念ながら写真はありません。

中野東と聞いて東中野を思い出したりしながら広島へ到着。ずっと座っているのも疲れてきたので、休憩がてら途中下車。広電を見たり郵便局へいったりしました。路面電車に乗ったり、広島城を見たりともっと時間がほしかったかなと思いながら、到着が遅くなりすぎるのであきらめて、30分ほどで下関行きに乗車します。
広島を出ると海が見え、宮島が見え、岩国に近づくと遠くに大きな工場が見え、退屈しながらまだまだ進んでいきます。そろそろ海も飽きてきた頃にさらにもう一度海が現れます。しかも今度は島も見えない周防灘。大島なんかがありますが、少しの間しか見えなくてさらに退屈してきて、徳山を過ぎると日も暮れてきて、まだ着かないのか、と思いはじめたり。どうも乗りつつけるのには向いていないらしい。いいのか、鉄研部員が。

途中で普通電車なのに検札がきてびっくりしながら、なんだかんだで(覚えてない)下関に到着しました。だが、まだ7時台なのに駅前が暗すぎる。駅前のショッピングセンターが8時でしまっちゃうというからみんな早く寝るんだろう。適当に食事をしてユースへ向かいました。
結局大阪から山陽本線を12時間以上もかけて九州の入り口、下関へ到着しました(新幹線なら3時間で・・・なんてことは言わないように)。たぶん通して乗ることは二度とないだろうなぁ。
ちなみに翌日は朝早くに関門トンネルを歩いて九州入りしました。